2009年04月03日

大学への進学

4月。俺は大学生になった。


卒業と進学、退寮と独立の狭間に。

何を考えたのか、何を考えなかったのか。


学園生活を振り返って。

そしてこれからを見据えて。




なんて高尚な事を言ってみたが、ようするに。
進路決定にまつわる設定披露日記ってところだな。

卒業後の進路を意識し始めたのは、俺が高校2年の冬だった。

同じ寮の先輩が卒業後の進路を考えている姿を見た時に、愕然とした。その進路に対してでもなければ進路を決めなければいけない事に対してではなく、この時期になっても自分が進学について何のイメージもしていなかった事に、だ。

俺は中学まではエリート街道を目指させられていたから、中1の頃から高校進学について理想のイメージを持っていた。いや、親の求める理想を自分のものと勘違いしていただけかもしれないが。
どちらにせよ、どの程度の高校に入りどのような成績を取り、どのレベルの大学を目指すか、漠然とした構想はあったのだ。

ところがある日能力に目覚めてしまい、想像していたルートから外れたところに来ることになり、それまでのシミュレートは意味をなさなくなって。そして俺自身も積極的に将来を考えることを避けるようになってしまっていたから。

その当時の俺の成績はと言えば、数学と化学、生物は上位に食い込んではいたが他は伸び悩んでいて。そんな状況では受験できる学部など限られている、と思った。
進学しないという選択肢を一度も考えなかったのは学歴至上主義の親のせいだろう。

そうやって得意科目で受験できる大学、学科を探しているうちに、無意識のうちに俺は化学系の学科の情報を集めるようになっていた。
兄が工学系に進んだので後を辿って比べられるのを嫌ったというのも少しあるかもしれないが、それ以上に実験が好きだったから。化学の授業での試薬を使った実験は楽しく、依頼などで出られないときはひどく残念に思った。

そして関東近県での化学関連学科について調べ、ある大学にたどり着いた。ここならば、今とさほど生活圏を変えずに居られるだろうと思った。偏差値的にはどうということもないのに、自分の興味と立地が魅力的で。昔の自分からは考えられないような理由だけど、そんな価値基準を持てるようになったのも、この銀誓館にきたからだ。
そうして、夏を過ぎて空が高くなるころにはもうほとんど気持ちは定まっていた。

生活圏を変えたくなかったのは、今の生活が楽しかったから。
疎遠になりたくない人たちがいたから。

寮を出る決心をしたのは、合格が決まってから。
もう少し大学に近い通いやすいところに住みたかった。
そしてもう一つ。寮の頃よりも寮生以外の友人を招きやすくなるという利点。

寮を出ても、結社のメンバーだからいつでも寮自体には行ける。



そんな事を考えた結果。
今俺は大学生となり一人暮らしを開始した。

決して背後の趣味で白衣を着せたいから将来の夢が研究者になったわけでもなければ、背後の邪な妄想の為に一人暮らしを始めたわけでもない。断じて違う。うん、…たぶん(気弱)

背後談:本当は化学に目をつけた所以は、ジョブの選択からめて理由づけあるんだけどね。それはまた今度。
posted by 紅月 光也 at 23:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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